AIは仕事を奪う脅威の存在?
「AIが進化して、将来人間ができる仕事がなくなってしまいそうで不安です。」
最近、こういったご相談いただきますが、こんなことありえないと思っています(^^)
もちろん、AIがまるっと代行できる仕事もあるでしょう。しかしそれゆえ、新しい仕事も生み出されて、それは人間にとって素晴らしいことではないかと考えています。
ということで今日は、コーチング×あなたの個性で作る「自分ビジネス」を具体例に、AIにとって代われない部分を考えてみました。
自分ビジネスが、AIに負けない5つの理由
コーチングの現場での実体験から5つの理由をご紹介します!
①エネルギーを高めることができる(やる気の爆上げ)
コーチングはピットインと言われるように、セッションのゴールは「クライアント様が動きたくてウズウズしている状態」になること。
クライアント様がセッションを受ける前に比べ、受けた後は、モチベーションが高まったり、やる気にみなぎっている状態になっています。
AIと話していて、やる気が満ち溢れることってあるでしょうか?
ちょっと難しそうです。
②エフィカシー(自己効力感)を高められる
エフィカシー(自己効力感)とは、「自分にはできるはずだ」と自分の能力を信じる力。クライアント様の当たり前の基準(コンフォートゾーン)を高い位置にずらしてゆきます。
この作業は、一人で行うのが難しいと言われています。現状にとどまりたいという性質をもる、本人の「無意識」が抵抗するからです。
コーチングでは、クライアントに合わせて最適な技術を選び、このような状態に導きます。
とても繊細な作業であり、また個別性が強いので、AI化のためにパターンを作ることが難しいです。
③自分を信じてくれる味方がいる、という絶対的な安堵感
人が最大の能力を発揮できるのは、ほっとできたり、安心できる場所(コンフォートゾーンの中)。
家族でも友人でもない、第三者に、自分よりも自分の力を信じてくれる味方の存在がいる時、不思議と人は思いもしなかったような能力を発揮できるものなのです。
④愛のある叱咤激励
コーチングでは時に、本人があえて見ないようにしている部分を指摘したり、世間のルールを度外視してでも、本人にとって正解であること導きだすことがあります。
AIは一般論や社会の正解は言えますが、それ以外の対応はできません。
⑤人生経験による深み、マインドの使い方伝授
コーチ自身の実体験からくる確信度の高い「語り」が、人の心を動かすということは多いです。
人は感情的理由と論理的理由で動きますが、最後は感情的理由がものを言うのです。
私自身もこんな経験からこんな想いを持たれている方だから話したい、ついていきたい!と自分のメンターを決めています。
さいごに
AI技術は、これからもどんどん発展し、私たちを豊かにしてくれることは間違いないでしょう。
AIと共存するからこそ、人間らしいクリエーションが、よりできるのだと思います。