天才の頭の中

マインドの使い方・自分軸

(※添付の画像は公式サイトから)

今日でGWも最後ですね!
皆様、いかがお過ごしでしょうか??

いきなりですが
みなさんは、世で絶賛される
アート作品の良さって分かりますか?

例えば、幾何学的なピカソの絵や
メロディーなくデタラメに
ひき奏でているような音楽の
価値がわかりますでしょうか??

(私は美術館は好きですが、
これ何がすごいん?と
首をかしげるタイプです汗)

 

 

さて、それに関連するのですが

今日は私が心震えた映画の
ご紹介をさせてください!

もう大分、放映している映画館が
少ないのですが

ーーーーー
BLUE GIANT
ーーーーー

という映画です。

ご存知の方もいらっしゃいますかね??

 

 

内容としては、

ジャズの道、頂点を志す若者達のお話
なのですが

重要なシーンの多くが、
実際の音楽で表現されているのです。

もちろん映像はあるのですが
セリフがないので、こちらが
音楽から読み取る場面が多数。

 

 

この映画を見て、私は初めて
ああ、ジャズってこうやって聞くんだ!
って学んだんですよね。

というのも今まで、
お恥ずかしながら、ジャズの良さって
あんまり分からなかったんです。

だって、メロディーも歌詞もないから
理解ができなかったんですよ。

カッコつけてブルーノート(有名なジャズクラブ)に
行ってみることもありましたが、

ある程度感動するものの
うーむ?ってなっていました(笑)

でも、今回この映画を見て
ジャズの解釈の仕方がすこし
わかったような気がしたんです!

 

ーーー

昔、頭の良い人たち、天才たちには
抽象度の高い解釈をしていると聞きました。

例えば、一見まったく違う
絵でも、音楽でも、抽象度を上げて
解釈すると、

「あ、これは太陽を表しているんだな」

とわかるそうなのです。

絵も音楽も、その他のアートでも
抽象度を上げてみると、
見えてくる世界があるそうなのです。

 

 

ちなみに、抽象度を上げるというのは

例えば
ーーーーー
ブルドック→犬→ペット→動物→生き物→生命→地球の一部
ーーーーー

というように、解釈をより広くしてゆくことです。

ちなみに言語化するということは、

混沌としたものを細分化して
定義することであり、

繰り返すほど、具体的になります。

それは、抽象度を下げてゆく行為です。

(実はこの抽象度の上げ下げは
コーチングでやっていることなのです。

具体的な日常の問題・課題の
抽象度を上げてゆくと
やるべきことが見えてくるのです)

 

 

話を戻しますと、映画BLUE GIANTでは
重要シーンを音楽で表現してるので
セリフがなく、

つまり言語化されていないので
抽象度が高い表現がされていて

そんな映画を、視聴者側が
それぞれの解釈を持ちながら
見ることができる

そんな映画だったんですよ。

 

そこには、きっちりとした正解はなく、

もしかしたら、

・過去の経験と重ねながら見る

・主人公に強共感しながら擬似体験

そんなそれぞれの色んな楽しみ方が
できるという作品だったんですね。

 

そして、それこそまさに、
ジャズの楽しみ方の本質なのではないか
と学んだんです。

目を瞑って思いを馳せながら、
自分の自由に聴く・・・。

その中に
激しさや、ウキウキや、悲しさや、切なさや
色んな感情を見出す。

 

 

私は昔から、
正解を探したくなるタイプだったので
こういう、自由度の高い解釈の仕方
考えたこともありませんでしたが

なんだか、自分の中に「ジャズ」という
新しい言語が増えたような

 

そうすると、また見える景色が増えたような
そんなめちゃくちゃ嬉しい気づきをくれた映画に出会えました。

 

音質やライブ感が重要だと思うので
間に合えば、ぜひ映画館で見てほしい
そんな作品でした!

ピンときた方はぜひ!

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